2011年6月22日水曜日

PGA_AGGREGATE_TARGETの話

先進的?マニアック?なことじゃなく(笑)、ベーシックなことを書いていきたいと思う。
つまらないかもしれないけど基本がないとDB診断とか判断ミスしちゃうこともあるし。
自分自身用のメモとしても、一応書いていく。
誰かの役に立てばいいな。


今回のテーマ「初期化パラメータ PGA_AGGREGATE_TARGET


マニュアルを噛み砕くと

サーバー・プロセスが使用するPGAメモリーの合計値の目標を指定。
0以外の値に設定すると、WORKAREA_SIZE_POLICYパラメータがAUTOに自動的に設定される。
ソート、グループ化、ハッシュ結合、ビットマップ・マージ、ビットマップ作成のための
メモリ領域を自動的に調整して、全体の合計値が設定値辺りになるように頑張ってくれる。
SGAの20%または10MBのいずれか大きい方に設定されるため、0以外の値がデフォルト。
0に設定すると、WORKAREA_SIZE_POLICYパラメータはMANUALに自動的に設定される。
つまり、*_AREA_SIZEパラメータを設定してね。


★彡覚えておきたいポイント
1)設定値はあくまでも「目標値」
 設定値以上の値を取得することもありあり。
2)動的変更可能
3)Oracle起動時等に設定値分OSメモリを先取りするわけではない
 必要になったら獲得し、キープしつつOSに返したり返さなかったり。。 
4)1サーバプロセスで使用できる領域には制限がある


長くなるので、1)~4)の詳細は次回以降で。


内容に誤りあったら、生温かくご指摘お願いしますm(_ _)m